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QUEENのおすすめ曲ランキングベスト10

1971年にイギリスで結成された日本でも大人気のロックバンド・QUEEN(クイーン)。

伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒットしたことで、今再び注目を浴びています。

今回はQUEENの数ある楽曲の中からおすすめの10曲を厳選して紹介させていただきます。

 

Queenについて

QUEENはイギリスやアメリカ、日本をはじめ、世界中で成功したバンドで、これまでリリースされたアルバムとシングルのトータルセールスは2億枚以上とも言われています。

ハードロックをベースにしたシアトリカル(演劇風)な作風と美しいコーラスワークが魅力的なバンドです。

 

  • フレディ・マーキュリー:ボーカル、ピアノ
  • ブライアン・メイ:ギター
  • ジョン・ディーコン:ベース
  • ロジャー・テイラー:ドラム

この4人で1971年に結成され、その後メンバーチェンジもなく活動を続けていきます。

1973年にリリースされた1stアルバム「戦慄の王女」はセールスが振るわなかったものの、翌年2ndアルバムからの先行シングル「輝ける7つの海(Seven Seas of Rhye)」がイギリスで10位にチャートイン。

そして、3rdアルバム「シアー・ハート・アタック」からの先行シングル「キラー・クイーン」がイギリスで2位にランクインするヒット作となります。

 

75年にはアメリカツアー、76年には日本、オーストラリアツアーと、QUEENの名前は世界中でどんどん知られていくようになります。

日本では、歌詞の一部を日本語で歌った「Teo Torriatte(手をとりあって)」が収録された5thアルバム「華麗なるレース(A Day at the Races)」がオリコンチャート1位を記録します。


86年にはシングル「RADIO GA GA」が19ヵ国で1位と大ヒット、イギリスのライブで30万人を集めるなど、モンスターバンドへと成長していきます。

しかし、1991年にフレディ・マーキュリーがHIVによる免疫不全で肺炎となり、45歳で亡くなってしまいます。

92年にはイギリスのウェンブリー・スタジアムで「フレディ・マーキュリー追悼コンサート」が行われ、このライブは世界中で大きな注目を集めました。

フレディはいなくなってしまったものの、QUEENはその後も解散はせず、メンバーがソロやQUEEN名義で活動を続けています。

Queenのおすすめ曲ランキングベスト10

 

10位 Stone Cold Crazy


1974年リリースの3rdアルバム「Sheer Heart Attack」に収録。

QUEEN史上最も高速でロックな一曲ではないでしょうか。

全然イメージと結びつきませんが、あの岡崎体育さんもQUEENNの中で一番好きだという楽曲です。

ハードな雰囲気の曲なのでハードロック/メタル系のアーティストにたくさんカバーされていますが、中でもMETALLICA(メタリカ)のカバーが有名でしょう。


ほとんどまんまですが、よりハードになっていてカッコイイですね。

複雑な展開の曲が多いQUEENですが、この曲はかなりシンプルで、シンプルがゆえにわかりやすくカッコイイです。

この曲はフレディ・マーキュリーが以前に在籍していたバンドの曲をリメイクしたそうで、このシンプルさにはそんな理由もあるのかもしれません。

“Stone Cold Crazy”は”まったくバカげてる”というような意味で、”アルカポネになってた”とか”マシンガンで人を打ちまくってた”というバカげた夢をつらつらと語っている歌詞になっています。

 

9位 Don’t Stop Me Now


1978年リリースの7thアルバム「Jazz」に収録。

翌年「Don’t Stop Me Now」がシングルカットされ、イギリスで9位、オランダで14位にチャートインしヒットしました。

日本でも有名な曲で90年代にノエビア、コスモ石油、2000年代にダイハツのムーヴ、清涼飲料水NUDAと、たくさんのCMでつかわれているので知っている方も多いと思います。


フレディの軽快なピアノが心地良く、楽し気な高揚感がたまらない一曲です。

曲調やメロディがポップなので日本では人気が高いです。

歌詞は「俺は今最高に楽しいから止めないでくれ」といった感じの曲の雰囲気通りの内容になっています。

ちなみにこの曲はギターソロくらいでしかギターパートがありません。

PVを見ていてもブライアン・メイはギターソロまで暇そうにしていますw

 

8位 Fat Bottomed Girls


7thアルバム「Jazz」に収録。

4分のゆったりとしたリズムが気持ち良いロックンロールな雰囲気の楽曲です。

なんといってもサビの”Are you gonna take me home tonight? Oh down beside your red firelight”のコーラスがかっこいいです。

思わず一緒に歌いたくなってしまう感じです。

イントロがサビのアカペラから始まるところも最高です。

日本語に訳すと”今夜はあの家に連れてってくれ あの赤い灯のそばにある場所へ”という感じであまりかっこよくありませんが。

“Fat Bottomed Girls”は”お尻が大きい女の子”みたいな感じでしょうか。

若干セクシャリティな雰囲気の歌詞になっています。

 

7位 Bicycle Race


この曲も7thアルバム「Jazz」に収録されています。

後にシングルカットされ各国でチャートインするヒットとなりました。

なぜか「Jazz」の曲が続いてしまいましたが、変わった曲が多くて印象的なアルバムでした。

まず「何故タイトルがJazzなんだ」というところから始まり、1曲目がフレディのインドな雰囲気漂う歌から始まるという衝撃的なアルバムでした。

この「Bicycle Race」も非常にインパクトがあった曲で、”Bicycle! Bicycle!”というヘンテコなコーラスに”I want to ride my bicycle(自転車に乗りたい)”というヘンテコな歌詞。

“ジョーズ(映画)もスターウォーズも興味ない。僕は自転車に乗りたいんだ”というようなことをひたすら歌っています。

真意はよくわからないんですが、”今流行ってることなんて興味ないし俺はやりたいことをやる”みたいな意味にも取れなくはありません。

ちょっとコミカルな雰囲気で曲が進んでいくんですが、サビでは一気にQUEENNらしい壮大な雰囲気へと展開し、その落差も面白いです。

変な曲なんですけど、聴いてるうちにどんどんハマっていってしまう一曲です。

 

6位 Radio Ga Ga


1984年にリリースされたシングル「Radio Ga Ga」、11thアルバム「The Works」に収録。

ドラマーのロジャー・テイラーが作った曲で、ロジャーの子供が小さい頃にラジオを聴いて”Radio caca(レディオ、カカ)”と言ったことから発想を得たそうです。

“caca”を”夢中になる・熱狂体な”の意味の”Ga Ga”に変えてタイトルとしました。

この曲がリリースされた当時は、「今はテレビがメインでラジオは古いもの」という声もあった頃でしたが、”僕は全てのことをラジオで聴いたんだ。ラジオの時代はまだこれからなんだ”とラジオの魅力について歌われています。

今はそのとき以上にラジオの存在感がなくなってしまっていますが、昔のバンドだけにそんな時代背景を感じられるのも面白いです。

この曲もコーラスがとても気持ち良く、拳を上げて”All we hear is Radio Ga Ga Radio Goo Goo Radio Ga Ga”と歌いたくなってしまいます。

リリースが84年ということで、若干ニューウェイブ感のあるサウンドがまた気持ち良いです。

ちなみにお察しの通り、レディー・ガガの名前はこの曲名が由来になっています。

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5位 I Was Born To Love You


1995年にリリースされた15thアルバム「Made in Heaven」に収録。

原曲はフレディ・マーキュリーが1985年にリリースしたソロシングルでしたが、フレディ・マーキュリーの死後にリアレンジして1995年にバンド名義で再びリリースされました。

ちなみにこちらが原曲です。


基本的には変わっていませんが、かなり派手にアレンジされています。

アルバム「Made in Heaven」はフレディの死後ということで大きな話題を集め、全世界で2000万枚を売り上げるというQUEEN最大のヒット作となりました。

こちらも日本では非常に人気がある曲で、キリン一番搾り生ビール、アサヒスーパードライ、カップヌードルのCM、木村拓哉さん主演のドラマ「プライド」のテーマ曲としてもつかわれました。

“I Was Born To Love You(君を愛する為に生まれてきた)”というタイトル通り、ひたすらに”愛してる愛してる”と連呼するような熱い歌詞になっています。

とても力強い歌詞と歌で、生きる喜びが溢れまくっているようです。

ボーカル自体は10年前のものですが、これが死後にリリースされた音源というのがなんとも感慨深い感じです。

王道ですが、QUEEN、フレディ・マーキュリーの楽曲の中でも屈指の名曲です。

 

4位 Brighton Rock


3rdアルバム「Sheer Heart Attack」に収録。

あまりこの曲が取り沙汰されることはありませんが、私がQUEENの中で一番好きな曲です。

この曲もQUEEN屈指のロックチューンです。

遊園地の喧騒のようなSEから始まり、ブライアン・メイのギターが重なっていき、軽快なドラムのフィルから一気に曲がドライブしていきます。

疾走感のあるAメロから美しいハーモニーとメロディを聴かせるサビへと気持ち良く展開していきます。

最高にロックでキャッチーなQUEENの名曲だと思います。

しかし、ブライアン・メイが作った曲なんですが、そのせいかギターソロが異様に長いw

曲の半分くらいはギターソロが占めているので、ポップス曲としては聴きづらくなってしまっています。

ブライアン・メイがこれでもかとギターを聴かせたい曲なのかもしれませんが、ちょっともったいないような・・。

とはいえ、曲の半分だけ(?)を聴いても十分すぎる魅力があります。

ギターソロももちろんかっこいいんですけどね。

 

3位 Killer Queen


3rdアルバム「Sheer Heart Attack」に収録。

先ほどの「Brighton Rock」が1曲目で、その次の曲になります。

今回「Sheer Heart Attack」の収録曲も多めですが、勢いとポップさを併せもった名アルバムだと思います。

「Killer Queen」はアルバムに先行してシングルリリースされましたが、イギリスで2位、アメリカで12位と、アメリカで初めてヒットしたシングルでした。

QUEENといえば独特なシアトリカル(演劇風)な作風で知られていますが、この曲でその作風を一旦完成させたような感があります。

上流階級のコールガールについて歌われた曲で、PVでのフレディ・マーキュリーの立ち振る舞いはそれを意識したものになっていて、なんとも艶やかです。

後にヒゲのおじさんになってしまいますが、この頃はデヴィッド・ボウイのような中性的な魅力があります。

ちなみにジョジョの奇妙な冒険に登場する吉良吉影のスタンド「キラークイーン」はもちろんこの曲からきています。

 

2位 Spread Your Wings(永遠の翼)


1977年リリースの6hthアルバム「News of the World (世界に捧ぐ)」に収録。

後にシングルカットされました。

日本でも超有名な「We Will Rock You」、「We Are the Champions」を収録したアルバムです。

あまりに有名すぎるので、今回はその2曲は入れず「Spread Your Wings」を選んでみました。

QUEENの楽曲の中でも屈指のロックバラード曲です。

曲のタイトルも壮大な感がありますが、非常にドラマチックで感動的な楽曲です。

“Spread your wings and fly away(勇気を出して翼を広げて飛び立つんだ)”

ありきたりといえばそうかもしれませんが、フレディに歌い上げられると思わず感動してしまいます。

大きな夢をもちながら酒場で掃除夫の仕事に甘んじている、切ない男の心情を歌った曲になっていて、それもまた胸に染みます。

しかし、なぜだかPVの映像がゆるゆるな感じでそれはそれで面白いです。

QUEENはハードロックバンドとしてカテゴライズされることもあり、そっち方面のバンドがよくカバーしていますが、この曲でいえばドイツのメタルバンドBLIND GUARDIANのカバーが秀逸です。


原曲はQUEENにしては珍しくコーラスが一切ないんですが、こちらはしっかりコーラスが重ねられていてよりドラマチックです。

 

1位 Bohemian Rhapsody


1975年リリースの4thアルバム「オペラ座の夜(A Night at the Opera)」に収録。

アルバムのリリースに先駆けてシングルリリースされ、イギリスでは9週連続1位、アメリカでは最高9位を獲得しました。

QUEENの代表曲であり、最も評価されている楽曲ではないでしょうか。

2018年にはこの曲をタイトルに掲げた伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が公開され、日本でも大ヒットしました。

オペラのような曲になっていますが、QUEENのシアトリカルな作風が頂点を極めたといった感じで、後にも先にももうこんな曲は生まれてこないんじゃないでしょうか。

アカペラ→バラード→オペラ→ロック→バラードとどんどん曲が展開していく大作です。

歌詞も物語風で、貧しい少年が拳銃で人を撃ち殺してしまい、裁きを受けるまでが描かれています。

歌詞については様々な考察がされていますが、バイセクシュアルであったフレディ・マーキュリーが密かにカミングアウトをしていたという説もあります。

月並みですが、QUEEN一の名曲といえばやはりこの曲かと思います。

まとめ

伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が日本で大ヒットしたというのはちょっと意外でした。

日本でも人気があるバンドとはいえ、海外のバンドの伝記映画がここまでヒットするというのはなかなか珍しいですよね。

QUEEN好きそうな世代ばかりでなく、若い世代も多いというのがまた意外です。

映画の出来が素晴らしいのもありますが、思った以上に日本人の心にQUEENの曲が染みついているのかもしれません。

10曲に絞るというのはなかなか難しかったんですが、QUEENの楽曲には他にもたくさん素晴らしい曲があるのでぜひ他の曲も聴いてみてください。