作中で死亡するキャラクター
松下
漫画家志望の男。ゲイだったため担当編集の園田に迫るが、作品への取り組み方や人間性を否定され園田に恨みを持つようになる。園田の留守中に部屋に侵入し、帰宅時に襲いかかり拘束するが、隙を突かれ反撃され首元を噛みちぎられ死亡した。
榊華代
榊ヨシ江の養子の一人で元女子プロレスラー。カモメ古書店に侵入した際、トラとのもみ合い中に鉄板入りブーツを履いたカモに喉を蹴られ、喉が潰れ窒息死した。
榊久文
榊ヨシ江の養子の一人で元会社員。カモメ古書店に侵入するが、その際にカモに殴られ気絶し捕まり、おそらく奈緒子同様生きたまま足先から削り取られ死亡し、最後は頭だけとなっていた。
榊奈緒子
榊ヨシ江の養子の一人でリーダー格。久文、華代と共にカモメ古書店に侵入するが、事前に愛美から状況を聞いていたカモとトラに待ち伏せされ逆に捕まっていく。拘束されたまま鑢で足の先から頭部が無くなるまで体を削られる拷問によって殺された。
滝谷
トラック運転手。スマホのながら運転によって男児を撥ね殺害してしまい、禁錮3年の実刑を食らう。元々「あの出来事はただの事故だから自分は悪くない」と開き直っていたが、出所後自身が起こした事故のニュースを見て事の重大さに気付き、遺族に謝罪することを決意。が、遺族から依頼を受けたカモたちに捕まり、「遺族に直接会って謝罪したい」と訴えるが聞き入れてもらえず制裁として殺された。
志茂田
オタク文化研究会会長。近野にストーカー行為をしていたため、「あの人しつこくて」という理由から近野に殺された。
佐藤
居酒屋チェーン常勝至高勤務の安川絵莉の先輩。あまりの激務と率先して後輩のフォローをしてしまう面倒見の良さから追い詰められてしまい、電車に飛び込み自殺をした。
太田
マンション「グリーンハイツ公栄」の管理組合長。ペットの猫を迷惑近隣住民の尼崎に殺され、それを直接糾弾しにいったところ、鉈を持った尼崎の息子に迫られ、逃げようとしたところを車に撥ねられ死んでしまった。
尼崎京子
迷惑隣人の老齢の女。自宅の隣のマンション「グリーンハイツ公栄」への迷惑行為を続け、それによって起きたトラブルで組合長の太田が死に、尾賀の友人となった西田家も迷惑行為に耐え切れなくなり引っ越していく。関わった住民がことごとく不幸になっていく現状を見かねた尾賀がカモに依頼を出し、息子ともどもカモとトラに捕まり、「シャツ脱ぎ」という生きたまま上半身の皮を剥がされる拷問を受けた末、人気のない山中に放置され感染症による死か動物や虫の餌になる末路を辿った。
東幸則
山里かんなのアンチ活動をしていた男。山里かんなの依頼を受けた朝食会により個人情報が特定され、そこから住所に辿り着いた山里かんなによってバットで殴打され殺された。
源心
住職の男。前住職の娘に婿入りし、計画的に住職を継いでから檀家や喪主からお布施・戒名代として法外な金額を巻き上げていた。前住職に恩のあるカモが事情を知り、カモからトラに依頼をする形で復讐が敢行。カモとトラに捕まり、作業用クレーンに吊るされ身体中の関節を外される続けるという拷問を受け、最期は身長の倍にもなった状態で死亡した。
園田夢二
ゴアゴアコミック出版の編集者。出版社を偶然訪れたトラたちの受付記録からカモメ古書店の居場所を突き止め取材としてカモと対峙する。が、「薬指のペンダコ」と「特徴的な髪型」から「もし人違いだったら警察に自首するよ」とカモに正体を見破られハンマーで殴られる。互いに刃物を突き立て合うが、包丁を縦に刺してしまったことで肋骨に食い込んでしまい、刃物を抜けなくなったところに身一方的に腹部を刺されまくり致命傷を負う。その後、拘束されカモたちに自身の思想と理念を語りなが出血多量で息絶えていった。
渋沢映二
指定暴力団「興劉会」の代表代行。興劉会を内部分裂に持ち込むため國松のターゲットとされ、サウナタイム中に世名汚死の襲撃に遭い銃殺された。
蛍田茂之
半グレ集団「世名汚死」のメンバー。制裁を与えた被害者たちからの依頼によってカモ・トラのターゲットとなり、五月女が捕まったことで居場所を特定され、富水と共に捕まえられる。業務用の焼却炉を改造して作った頭部専用の火葬場で焼かれるという拷問で殺された。
栢山道夫
興劉会の本部長。國松にハメられ伊勢原が捕まった際、同時に捕まった秦野の「栢山組長の指示で私が(渋沢)を殺しました」という嘘の供述を信じた渋沢派の興劉会構成員らに捕まり、拷問の末殺された。
京都支部長
朝食会京都支部長の女。次期会長選任試験の最中にターゲットの一人である逆口を捕えるが、独自の技術によって拘束を抜け出し、部下共々殺された。
溝口吹苗(メンチョ)
朝食会のメンバー。朝食会のターゲットである逆口を尾行するも悟られ対決することに。敗北し、左腕を切断された上腕を性器に突っ込まれた状態で遺体が発見された。
逆口拓
「人体破壊愛好家」と呼ばれる殺人鬼。朝食会次期会長選任試験のターゲットの一人となり、尾行してきた朝食会の溝口を殺害し、その復讐にきた設楽とそれを追ってきた鶴巻と戦闘になる。トラも参戦し1対3となるも、鶴巻とトラを相手に全く遅れを取らないほどの戦闘能力を見せるも、最後は3人の連携の前に敗れ朝食会に捕まっていく。あえて逃がされた後、「始末するのにうってつけの人物を送っておいた」という加世子の指示で送られた近野に筋弛緩剤を飲まされ、呼吸不全を起こし死亡した。
國松義忠
様々な業種の会社を経営していた元実業家。興劉会を壊滅直前に追いやると、トラを捕らえたことで存在を知ったカモに興味を持ちカモを手駒としようと目論むも、朝食会によって加世子所有のホテルのカフェに誘い込まれた上、朝食会の人間に囲まれ追い詰められる。そこに現れたカモに捕まり、頭部を大型電動ドリルでくり抜かれる拷問で殺された。
東京支部a支部長
朝食会東京支部の支部長の一人の女性。正体は朝食会現会長であり、ステージ4の癌であることを宣告され、加世子を次期会長にするべく画策する。加世子が次期会長に決まった後、病気で死んでいった。
鴨ノ目武(カモ)
本作の主人公にして復讐屋を営む男。國松抹殺後、國松の起こした騒動で一方的にカモを逆恨みしていた梅沢に通り魔的に刺され死亡した。
作中時点ですでに死亡しているキャラクター
鴨ノ目美咲
カモの妻。突如男に家に押し入られ、子供を身を呈してかばうが娘ともども暴行され殺された。
鴨ノ目里奈
カモの娘。突如家に押し入ってきた男に暴行され母親の美咲ともども殺された。
寺山友美
寺山の妻。自宅にいたところ、何者かに侵入され息子ともども襲われる。寺山が発見し病院に搬送されるが、搬送先の病院で死亡した。
寺山実
寺山の息子。自宅にいたところ、何者かに侵入され母親ともども襲われる。寺山が発見し病院に搬送されるが、搬送先の病院で死亡した。
前野あかり
前野の娘。。自分の娘だけが誕生会に呼ばれなかったことを「自分の人生をバカにされた」と解釈し、それを引き金に肥大化した自尊心を保とうとする加藤真理江に「かくれんぼ」と称して山林へ連れて行かれ、そこで首を締めて殺害された。
マイ
榊ヨシ江に取り入れられた家族の一人で、この件を復讐屋に依頼した女性。作中時点から数ヶ月前に交通事故によって亡くなっている。
ようちゃん
滝谷に撥ねられた男児。滝谷のスマホながら運転によって歩道に乗り上げてきたトラックで撥ねられ死亡した。